虹が丘としては最後まで残った3ドア車であったNJ1365・1366。後部のドアは、終点など降車人数の多い停留所で使用されていました。 かつて運行されていたすすき野団地~虹が丘営業所の出入庫便。非常に短距離ながら営業運転が実施されていました(現在は回送)。

1994年式の3ドア車。東急バスではこの年まで3ドア車が投入され、2006年11月まで活躍しました。通常の停留所では一般車と同じく前ドア・中ドアのみ使用していましたが、終点など降車人数の多い停留所で後ドアが使用され、降車スピードを速める役割を果たしていました。3ドア車が製造されなくなった今では、セミロング・ロング車に幅の広い4枚折戸が中ドアに採用されています。

虹が丘営業所では、2006年3月16日に横浜市営バスから43系統が委譲され、運行路線が大幅に増えることになりました。この際に方向幕表示機からLED行先表示機へと交換が行われ、1994年式の1300番台以降は全てLED表示機となりました。東急バスの3ドア車の内、LED化されたのはNJ1364~1367の4台のみとなっています。

朝ラッシュ時のあざみ野線に充当するNJ1365。あざみ野線は最も3扉車らしい運用でした。

除籍2ヶ月前の姿。荏子田地区とあざみ野駅を結ぶた63系統は2006年9月1日から運行開始となった系統で、3ドア車との組み合わせはとても貴重になりました。