4台しか投入されなかった引戸のワンステップエルガも、今となっては懐かしい存在です。

2002年式エルガワンステップの末っ子。4代目のNJ1662のあとを継いでTOQ-BOXとなりました。他所のTOQ-BOXには全てノンステップバスが選ばれており、ワンステップのTOQ-BOXはNJ358のみでした。

現在では解除されていますが、虹が丘管内では目立つ存在でした。車内広告は統一されているので、余分な広告が無いのも特徴です。

LED化後もTOQ-BOXは継続されていました。フロントの「109」も健在です。

現在では見ることが少なくなった、「人と環境に優しいアイドリングストップバス」のステッカーも、再生まで剥がされませんでした。

昨年のよみうりカントリークラブへのシャトルバスにはNJ358も使用されていました。新百合ヶ丘駅を右折して出て行く姿は貴重です。

登場時は新百合ヶ丘駅によく乗り入れていましたが、最近では中山駅で見ることの方が多くなってきています。元TOQ-BOXの面影もすっかりなくなっています。

車体再生時に「東急バス358」と対空表示が追加されました。

停留所名称が変更された際に、系統番号部分が反転表示されるようになりました。これは、従来の柿02(虹が丘一丁目経由)との誤乗防止のためのようです。方向幕時代は、黒地に白字(系統は黄色)で、非常に目立つ幕でした。

新百合線に充当するNJ358。今まではほとんどロング車で運行されていた新百合線でしたが、4月のダイヤ改正から朝ラッシュ時などにセミロング車が充てられることが増えている気がします。
NJ355~NJ358は導入当初のみ新百合線で頻繁に使用されており、個人的には懐かしい光景でした。

夕方から新百合線の運用に入ったNJ358。新百合線の終日運用に入ることは少ないですが、朝ラッッシュ時や夕ラッシュ時の運用に入ることは以前よりも多くなっています。


TOQ-BOXだった頃の姿。写真は鉄町始発の出庫便で、この頃は市が尾中山線も出庫入庫が行われていました。

寺家町循環での一コマ。寺家町循環市が尾駅行きと寺家町循環中山駅北口行きの2系統が運行されています。
横浜市営から移管された当初は、この他に甲神社入口止まりが運行されていました。

犬蔵線での一コマ。土曜日・日曜日はセミロング車が充当されることもありますが、300番台の充当は非常に稀です。

市が尾線での一コマ。最古参ではありますが、土日もそれなりに運用に入っている姿を見かけます。

TOQ-BOXだった頃に撮影した一コマ。特徴的だったこのカラーリングも過去のものとなってしまいました。

この日は新百合線の最終バスを走るダイヤに充当されていました。写真は入庫便・あ28系統での一コマです。
新百合線のほとんどがあ24系統で入庫となりますが、夜間入庫する一部の便はあざみ野線の応援としてあ28系統で入庫となります。

団地線の深夜バスでの一コマ。急行電車に接続する便の場合、この時間でも満員となります。
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